kintoneアプリに添付されているファイルを直接プリントする方法をご紹介します。
直接プリントとは
通常ファイルをプリンター出力する場合、アプリケーションを起動して「印刷メニュー」からプリンターを指定してプリントアウト(ドライバー印刷)しますが、アプリケーションを起動せず(ファイルを表示せず)に直接プリンターにデータを送信して印刷することを「直接プリント」と呼びます。
直接プリントでは、無人でプリンターに出力することができますので、たとえば早朝の決まった時間に、自動で各拠点のプリンターに紙出力するといったことが可能となります。
kintoneから直接プリント
通常、kintone上の添付ファイルを直接プリントすることはできませんが、下記の方式で実現できます。

kintoneアプリ上の添付ファイルを自動ダウンロードする「DataSynce kintone エクスポート(データシンカー)」とプリントエージェントを組み合わせると、kintone上のファイルのダウンロードとプリンタへの直接印刷を自動化することができます。
「プリントエージェント」とは
プリントエージェントとは、プリンターに直接印刷命令をかけることができるツールで、プリンタメーカーやソフトベンダーからリリースされています。
プリントエージェント開発会社のベア・コンピューティング株式会社は、Windowsフォルダーに投入された様々なファイルをリアルタイムにプリンターに「連続自動印刷」するツールを開発しています。またほとんどのプリンタメーカーに対応しているのも特長の一つです。
この仕組みとkinotne上の添付ファイルを一括ダウンロードできる「DataSyncer® kintoneエクスポート」を組合すことで、直接プリントを実現することができます。
「DataSyncer kintoneエクスポート」とは
「DataSyncer kintoneエクスポート(データシンカー)」は、Windows上で稼働するアプリケーションがkintoneアプリ上の添付ファイルを自動ダウンロードするサービスです。
特定の添付ファイルフィールドを指定したり、外部コマンドから起動することができるため、今回のようなプリンターとのデータ連携用途に活用することができます。
活用例
kintoneで収集したドキュメントを一括印刷
kintoneアプリで収集したドキュメントをプリントアウトしたいけど、一つずつダウンロードして印刷するのはとても労力がかかります。
データシンカーは特定の添付ファイルを自動的に一括ダウンロードできますので、ダウンロードしたファイルをボタンひとつで一度にプリントアウトすることが可能です。
複数拠点のプリンターにkintone上のファイルを一斉送信
指示書や報告書を遠隔の拠点に自動印刷することが可能です。特定の時間に指定文書を定期的に印刷しているような業務を自動化することができます。
まとめ
いかがでしょうか?
kintoneはデータを収集したり蓄積する用途が得意な一方で、今回のようにWindows上で動作するアプリケーションとの連携は不得手な部分があります。これはWebサービス全般の制約で、WebブラウザからはWindows上のローカルデータを操作することができないためです。
今回のように、Windows上にファイルを展開できるサービスを使うことで、これまでできなかったプリントサービスを活用できる例でした。
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